THE PIETRO MASCAGNI COLLECTION

ピエトロ・マスカーニは、ヴェリズモスタイル(リアリズム志向)のオペラで最も有名なイタリアの作曲家です。彼がテーマとするのは神話の登場人物や王や女王などではなく、現代における一般的な女性と男性です。日常生活でよくある男女間の複雑な問題について、扇情的な構成であるのが特徴です。現在の巨匠であり、映画のために14作ものオペラとオペレッタ、交響曲、サウンドトラックを書き、世界中でツアーを行いました。彼こそ真の歌手であり、とても独創的でありながら様々なスタイルも取り入れる作曲家で、オペラ界に多くの変化をもたらしました。

そして、なんと特別にロッシ社はマエストロ、ぺエトロ・マスカーニの実際の原稿をパターンとして使用することができました!その柄を使って製造された高品質のノートブックやメモ帳などは2017年度のセレクションに監修されています。

“マスカーニ”の製品は、代々から受け継ぐ古い印刷機を使ってそのパターンを印刷されています。表紙に使われている紙は、イタリア製の厚紙でとても丈夫であり、オーガニックチェリーの残留物を一部使用して作られています。

このアイデアとプロジェクトは共同作業によって生まれ、実現しました。

そのストーリーは、ピエトロ・マスカーニの孫の1人であるフランチェスカ・アルベルティーニ・マスカーニが話してくれました。

「数年前、私たち(マスカーニの3人の孫娘)と母はチームを立ち上げ、ピエトロ・マスカーニについて知ってもらう動きをしいます。例え、音楽の歴史と伝統の世界にしかすぎなかったとしても、彼が生涯全ての作品を通して、強い意志を持って革新と変化を模索し続けたパイオニアであることをみんなに伝えたいのです。

去年、マスカーニのファンであるロッシ社のマネージングディレクター、マティア・ロッシと出会いました。ピエトロ・マスカーニはいつもとても魅力的で上品な男性でした。彼は美しく洗練されたものを集める事が好きでした。

普段からポケットにメモ帳を入れ、そこに音楽の歌詞や思いついたこと、支出などを書いていました。そこでひらめいたのが、彼が愛情を注いでいた音楽×紙製品のコラボレーションだったのです。

マティアとはばっちり共感し、ノートブックには彼の舞台を彷彿させる桜色を選びました。彼がよくサインをする時にカヴァレリア楽譜をメモ代わりにしていたことなども考慮して・・・最高の形で追悼の意を示すことができました。

ピエトロ・マスカーニの代表作は、1890年の「カヴァレリア・ルスティカーナ」というオペラで、世界中から称賛されていました。この作品は大きなセンセーションを引き起こし、イタリア的舞台音楽のヴェリスモ運動の先駆けになったとも言われています。

ポンパドールヘアが特徴で、音楽作曲家でもありオーケストラの指揮者でもあったことから、新の巨匠でした。

彼は、生まれ故郷リボルノで音楽の勉強を始め、ミラノの大学院に進学しました。しかし、そこでの厳しいルールや先生に従うのが嫌だったことから中退し、旅して回るオペラカンパニーに所属しました。

1889年、未経験の若いイタリア人作曲家を対象としたコンペティションで最優秀賞を受賞しました。そのコンペティションの内容は、1つのオペラを披露して5人の大御所評論家と作曲家によって審査されるといったものでした。ベスト3に入った者達はミラノで上演することができます。

ピエトロ・マスカーニは、ジョバンニヴぇルガのシチリアメロドラマをテーマに、のちに有名となる「カヴァレリア・ルスティカーナ」を披露しました。

1990年5月19日の夕方、ローマのコンスタンティ劇場で半分ほどの観客しかいない中、オペラが開始しました。しかし、観客席には国内で最も偉大な音楽評論家や音楽愛好家であるマルゲリータ女王もいました。カーテンコールは40回にも及び、一気に成功の道を駆けあがりました。

1890年、コンスタンティ劇場でピエトロ・マスカーニのショーは完売が続き、そのオペラはイタリア全土とベルリンでも製作され、ロンドンのウィンザー城で初公演が行われました。アメリカのプロドゥーサーは、どうにかしてアメリカで一番最初にオペラを開催したいという思いから、時には裁判所も通じて熱い戦いを繰り広げました。

そして、ついに1891年9月9日、フィラデルフィアのグランドオペラハウスで、「カバレリア・ルスティカーナ」がアメリカ初公開となりました。1891年12月30日には、メトロポリタンでニューヨークデビューを果たし、以来700以上の講演が行われています。1945年8月、ピエトロ・マスカーニが亡くなった時、オペラはイタリアで14.000回以上も公開されていました。

マスカーニは他にも2つのオペラを書いていて、この「カヴァレリア・ルスティカーナ」は彼にとって初めて完結させて披露したオペラで、彼の15の全作の中で最もよく知られています。それ以外に、「Iris」と「L’amico Fritz」も人気オペラとして名をはせています。

「Isabeau」と「Ⅱpiccolo Marat」はイタリアンオペラレパートリーにも含まれています。

15のオペラと1つのオペレッタを残した以外に、美しいオーケストラやボーカル作品、曲、ピアノ曲なども手がけました。彼は生涯にわたって、作曲家兼指揮者としても音楽において大きな成功を収めました。1929年には、トスカニーニの後任としてミラノ座の監督を務めたほどです。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」を知らないという人は、音楽を聴けば分かるはず。

彼の音楽が使用されている映画サウンドトラックは40個もありますが、ここでは一部だけ紹介させていただきます。

Some of the 40 + film soundtracks in which his music has been featured, are:
The Looking Glass, 2015, Cavalleria rusticana
Boardwalk Empire, 2010 (TV Series), Siciliana from Cavalleria rusticana
The First Beautiful Thing, 2010, Intermezzo Sinfonico from Cavalleria rusticana
Two Lovers, 2008, O Lola ch’ai di latti di cammisa
Sarah Brightman: Symphony in Vienna, 2008 (TV Movie)
The Sopranos (TV Series), 2007, 2006 Viva IL Vino Spumeggiante, Cavalleria rusticana
The Berlin Concert, 2006 (TV Movie documentary), Cavalleria rusticana – Intermezzo
A Sicilian Tale, 2003 (Video), excerpts from Cavelleria rusticana
The Godfather: Part III, Cavalleria rusticana
Martin Scorsese’s Raging Bull, 1980, Cavalleria rusticana: Intermezzo
The Great Caruso, 1951
Death to Smoochy, 2002, Cavalleria Rusticana Intermezzo

さて、孫のフランチェスカの言葉をもう1度聞いてみましょう。

「私の祖父は、指揮者、教師、講師、作家として50年にわたってイタリアとヨーロッパの芸術文化に携わってきました。彼はイタリアのオペラの伝統に情熱を注いでいて、革新を起こしました。彼は映画のサウンドトラックに使用された初めてのイタリア人作曲家であり、カイコフスキーとドヴォルザーグのイタリア人初の指揮者でした。彼のオペラはジャコモ・プッチーニたジュゼッペ・ヴェルディと並んで、今もなお世界を代表する作品として愛されています。」

下に、マエストロ・ピエトロ・マスカーニのプロモーションチーム(www.pietromascagni.com)が製作したドキュメンタリー「ピエトロ・マスカーニ、音楽のある生活」のリンクを貼っています。どちらもよく出来ており、見応えたっぷりです!

https://vimeo.com/187505473  34 分
https://youtu.be/Y1XpSHd-OTc 9 分

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