この世の中にはたくさんのウェブサイトで溢れていますが、今日は私たちのお気に入りでたくさんの人を虜にしていているサイトを1つ紹介していきます。そのサイトではロッシ社の製品もとても光栄です。
“Mulberry Paper and More”はアーティスト、デザイナー、または紙ホリックたちのためのサイトで、世界各国からオシャレで本格的な紙を輸入しています。そのほとんどが1つ1つ職人が手作業で作ったもので、伝統的な製紙技術を用いています。
これらは信じられないほどの高いスキルによて生み出されていて、その中でも特にとても複雑な手作業によるシルクスクリーン法(インクが通過する穴としないとろこを作ることで製版し、印刷する技術)によって柄を作り出された日本の友禅紙やタイ、インド、フランス、イタリアなどでこれもまた手作業によるマーブル模様の紙が素晴らしいです。
2007年、夫婦であるヴォーン・リックとジェニファー、そしてその子供たちによって設立されたこのサイトはイーコマース会社の管理下で家族経営されています。
「このビジネスは、企業ヘの熱意だけによってフロリダ州・ジャクソンビルのコンピューターしかない自宅の小さなオフィスから始まりました。 夜遅くまで週末もずっと働き続ける日々でした。 2009年から現在までは、故郷であるデンバーに移りました。このビジネスは優秀な従業員によるサポートと2匹の愛犬ジェイドとバディが常に居てくれることで成り立っています。
Mulberry Paper and moreは2つの姉妹店を持ちます。それが“The Writing Pen Store ”と“The Origami Paper Shop”です。この2つとも“Mile High Net Stores LLC”という紙製品配達業者として知られています。栄えたビジネスをし、専門小売店から熱い信頼を置かれています。
今では全て違う1000枚の紙を取り揃えており、その一部が桑紙やロクタペーパー(ネパール固有の手作りされた紙)、友禅紙、メキシカンデザインのアマテ紙、バナナペーパー、マンゴーペーパー、繊維の入った雲のような模様が特徴の雲龍紙や和紙などです。」
「私たちは、9年前に文房具サイトの“thewritingpenstore.”と共同でビジネスを始めました。当時は紙を作るための必需品を販売するサイトを運営していましたが、徐々に桑紙を求めている人々に注目するようになりました。サイト運営を通して、多くの人が桑紙を欲しがっているということが分かったのです。ということは、そこに市場を広げる必要があるということで最終的にはそのサイトを閉鎖し、そして新しいビジネスを繁栄させるために実験的にいくつかサイトを立ち上げて見ていました。そこで、残ったのが現在も多くの人に愛されているこの3つのサイトです。」
「桑紙は紀元後100年から続くハンドメイドペーパーの1種です。アジアで最初に作られ、桑の木から採取されてる長い繊維によって一味違った仕上がりになります。桑紙をちぎった時に、その切り縁が細くフサフサしてするのもこの繊維が出す味です。別名“楮(こうぞ)”という名でも知られる桑を材料にした桑紙は日本の千代紙や友禅紙などと同じく、たくさんの異なる製法で作られています。そして、日本製の紙はどれも独特の仕上がりがあり、尚かつ高品質です。」
リックは続けます。
「ジェニファーはいつもクリエイティブな思考を持っています。最近は、インドネシアの伝統的な水彩ペイントに取り組んでいます。紙に対する愛情は普段から紙に触れる日々の中から芽生えたもので、丁寧に作られた1枚1枚の紙の自然の美しさに惚れ込んでしまったのです。
“thewritingpenstore.”というサイトは、 もう既に“mulberrypaperandmore”を訪問したことのある折り紙好きな人達のための専用のサイトです。
魅力的なのはECショップだけでなく、これを運営しているヴォーン夫婦も面白い方たちなんです。話は変わりますが、タツノオトシゴを飼う人を何人知っていますか?
「私たちの周りの環境には常に動物がいました。ジェニファーは、10代の頃から水槽で海洋動物をずっと世話してきました。それに、私は最初獣医クリニックで働いていました。2人ともアルバイトでペットショップで働いたことがあり、私はオウムを飼育していました。私たちの子供たちもティーンエイジャーですが、オウカンミカドヤモリを育ててオンラインで販売するというビジネスを始めました。
だから今、家でもいくつか水槽があります。1つは、生きたサンゴと魚が一緒に住んでいるもの。もう1つにはタツノオトシゴがいます。一時期、私たちはタツノオトシゴの飼育を通してビジネスを広げるためにブリーディングプログラムを強化しようとしていた時がありました。ただ、それをするにはあまりに時間がかかりすぎてしまったので、今のビジネスだけに専念することにしました。 私たちが飼っているタツノオトシゴ、“ポニー”の世話をするのに1日4時間も費やしていたので、今ではペットとして飼っています。」
私たちのサイトは基本的にどの国へも配送していて、 いままで6、7大陸には紙を送り届けています。お客様からのフォードバックはとても貴重なものなので、何キロ先にある場所にでもお客様が欲しいものをお届けしたいのです。
「ロッシ社の紙は全てが最高で、その美しいパッケージまでも魅力的です。ロッシ社がもっと近くにあればもっと早く、そして頻繁に製品を取り寄せすることができるのに、と思います。」することができるんですけどね。」
“The Italian Marble papers are definitely the best Rossi sellers.”
世界中に紙をシェアするということが“Mulberry Paper and More”の役割。
ここにある写真は彼らが持つ1000種類にも及ぶ商品のたった一部です。
「ベストセラー商品はニュートラルカラーの紙です。ニュートラルカラーのものは自然の材料で作られていることが多いです。そして、今大注目のトレンドと言えばマーブル模様。どんなオーダーにも最低1枚はマーブル模様の紙が入っていますね。」
こちらは葉や枝、花などの柄をあしらった紙。 ナチュラルな雰囲気が特徴です。この1枚に自然の美しさが刷り込まれているので、自分で素材を貼ったりする必要がありません。定番の製紙材料に植物から採取した材料を混ぜ合わせることで、ユニークなのに自然な見た目と手触りが感じられます。
マーブル柄のロクタ紙は12世紀からネパールで“マニ車”と呼ばれる仏器に保管されるマントラ(ヒンドゥー教のお題目)を刷るのに使われています。さらに、僧が唱える宗教のお言葉を印刷するのにもこのロクタ紙が使われます。
ネパール産ロクタ紙は、ジンチョウゲまたはロクタロクタブッシュとも呼ばれるネパール特有の製紙材料から採れる繊維によって手作されていて、エコな紙としても知られています。
こちらはバナナの繊維から出来たエスニックな雰囲気漂う紙。こちらもバナナを材料とする環境に優しい紙です。バナナの木は年に一度実を付けた後は、大量の廃棄物を残したまま伐採されてしまうのです。 でも、この紙はその廃棄物から採れる繊維を再利用することで、川や森などの環境汚染を防止しています。
タイには自国特有の製紙材料を使った純度の高い桑紙があります。その材料は作る工程において、狭い穴だけを通過するのでとても薄い桑紙に仕上がり、手触りも気持ちよく立体感を与えてくれます。この紙はランプシェードやガラスランプなどの照明器具に使用するのを最適です。タイで手作りされたこのレアな桑紙はとても軽く、長年経っても劣化しにくい中性紙となっています。
こちらの花柄の友禅紙は千代紙と同様に、日本っぽい雰囲気と質の高さで知られています。 明るくハッキリとした色の柄には上に金色が重ねられていて、これも手作業によるシルクスクリーン法が駆使された1枚。着物生地に感銘を受け、日本の職人によって丹精込めて作られました。
こちらはコルクでラミネートされたポルトガルの紙。手作りで耐水性があり、何にでも使えます。ベースとなっているサラッとした手触りの紙にコルクの薄い層がラミネートされています。コルクは樹木の外側の皮から作られていて、自然に育ち形を変えて色んなものに再生利用しやすいです。そのことから、ものづくりにこの環境に優しいコルクを使う方もたくさんいます。それにこの紙は性質上、活版印刷にとても最適なんです。
桑を材料としたタイの雲龍紙についても説明します。雲龍紙はとても軽い紙で、繊維を編み込んで出来ていることから個性的な雰囲気と独特の手触りが特徴です。雲龍紙を裂くと、柔らかいフェザーのような味のある切れ端が楽しめます。別の紙の上に雲龍紙を重ねると、下の紙の色が透けて見えるのも楽しい使い方の1つ。
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