身長40cmのファッションモデル
ルイシャム・オスマンは自分がファッションやモデルと一緒に仕事をする上で、まさか身長40cmのモデルを扱うなんて想像もしていませんでした。“SouoL by LouoS”を手掛ける彼はドール服デザイナー。主にアメリカとヨーロッパのドールコレクターにカスタマイズした洋服を提供しています。
コレクターはオンラインカタログから32~45ドルくらいの価格で好きなものを注文できます。
ロッシ社とユニクロがコラボレーションした生地を使って、人形のカプセルファッションコレクションを手掛けたこともあります。
彼はファッションロイヤルティ、ブライス、バービー人形に合った服作りを専門としていて、その服は近代ファッションに大きく影響を受けています。
「人形は子供たちが遊ぶものとして思われていますが、大人も人形に服を着せることで疑似的に自分自身をファッションという方法で表現しているのです。」
と、シンガポール在住のルイシャムは言います。
「インスピレーションを日常の至るところで受けます。すれ違った人が着ていた服、テレビで見たもの、デザイナーズコレクションなど。私がドール服を作るようになったきっかけは子供の頃にブライス人形の集めることが好きだった時代にさかのぼります。大人になって、何人の人がベーシックな服からここまでファンシーな服まで作っているのかを知り、ドール服を自分で縫ってみることにしました。本格的に作り始めたのが2007年からで、それ以前は手縫いでバービー人形のシンプルなドレスを作っていました。」
「学生時代に3年間ファッションデザインを学び、縫製、パターン作成、イラストのスキルを習得しました。私はそれを人形をモデルにして実践し続けていく中で、ドール服特有の縫製とパターン製作の特殊テクニックも掴んできました。先人達がゴージャスなの作り方をを研究するのにたくさんの忍耐と努力をされていたんだと痛感しま。私も時々、ストイックに服を研究してどの服がどのように作られたのか行われたか研究する時があります。」
「ロッシ社とユニクロがコラボレーションしたプリントがとても好きだったので、ドール服にこういった繊細なプリントを使用すると面白いと思いました。それで、私は何枚かジャージ素材のシャツを購入し、映画「Roman Holiday」とイタリアのファッションシルエットにインスパイアされて、ドールサイズのファッションに組み込みました。」
Flickrでこのロッシ社との素晴らしいコラボレーションをチェックしてみてください!
「人形は子供たちが遊ぶものとして思われていますが、大人も人形に服を着せることで疑似的に自分自身をファッションという方法で表現しているのです。」
と、ルイシャムは言います。
人形のデザイナーのローリー・レンツ・エンジェルスによる作品
「ゴージャスな人形が着るゴージャスなファッション」。
もし人間ではなく人形のランウェイがあるなら、Souol By Louosは最高のブランドとなるでしょう!
http://souolbylouos.storenvy.com
ロッシ社とユニクロがコラボレーションしたコレクションはこちらからご覧いただけます。