今日は、ロッシ社をご利用いただいている素晴らしいお客様の1人を紹介いたします。
オーストラリアでCicadaチョコレートを作る受賞経験もお持ちのビーントゥバーのショコラティエさんです。
Cicada Artisan Chocolateはオーストラリアのシドニーにある素晴らしいチョコレート屋さんです。スローフード活動にインスパイアを受け、倫理的な生産に信念を置き Cicadaチョコレートという添加物を一切使わず美味しいビーントゥバーチョコレートを作っています。ビーントゥバーチョコレートというのは、チョコレートに使用されるカカオ豆を仕入れて生産するところから板チョコを作り出すまでの過程を一つの工房で行うことを言います。
その考え方はとてもシンプルなもので、本当に質の良いチョコレートを作る為に彼ら自身が使用するカカオ豆を世界中のプランテーションから栽培、焙煎、摩砕、選別(豆と殻を分ける) そして板チョコとして調合するに至るまでを行なっています。Cicadaチョコレートには多くの原料を使用せず、カカオ豆の自然のそのままの味わいを生かしその風味を更に膨らますことを大切にしています。
”私達はロッシ社の紙をこの代表的なチョコレートの包装紙として使わして頂いています。” とCicadaチョコレートの経営者であり、マネージングディレクターのケイティ・ロブは言います。
”私達はイタリア旅行をした時に初めてロッシ社の紙を目にし、それがあまりにも美しくて…このクオリティの紙は世界中の他のどこでも本当に手に入れられないものだと思いました。私達は、イタリアのロッシ社から直接購入してふんだんに愛用させて頂いています。”
更に、ケイティからは創業についても話してもらいました。
”Cicadaは私がパートナーと共に、南アメリカを旅しながらどの様に本物のチョコレートがカカオ豆から作られているかを見て回り、2008年に創業しました。その方法が今までかつて見たことのないもので、このビーントゥバーの製法をオーストラリアに持ち帰るととても素晴らしいものになるのではないか、と思ったのです。Cicadaというネーミングは私の幼少期の思い出から名付けたものです。私はバケーション中、いつも外でよく遊んでいてオーストラリアの茂みの中でCicada(蝉)の鳴き声をよく聞いていました。私たちが作るチョコレートには、自然の素材しか使わないので会社名を自然や自然の世界にちなんだものにしたくて ちょうどその時にCicadaという名前が頭に浮かびました。”
シドニーにある彼らのチョコレート工場は、皆んなから親しみを込めて”The bean stalk”(生き生きと伸びる豆の主軸)と呼ばれています。
”私達が使用しているカカオ豆は世界中にある選びに選んだ、最高級の個人のプランテーションから取り寄せられています。フェアトレードの最安値よりもはるかに高い金額で取引をし、個人農園や生協から直接 調達しています。
本当に良いチョコレートというのはあまり手を加えられていなくて、たくさんのよく分からない原料が使われていないと思っています。良いカカオ豆が使用されて心の込もったものこそが素晴らしく美味しいチョコレートだと思います。私達のカカオ豆は全て、信頼できる農家の方々と生協によって頂いているものです。
オンラインショップもありますが残念ながら、今のところはオーストラリア内でしかご注文の配達は行なっていないのです。
しかし、世界中に卸売をしています。私達の重要なお客様の中にはオーストラリアやアジアで高級食品を取り扱う小売店がいらっしゃいます。更に、和洋菓子の老舗である”本高砂屋”を通しても日本にも精通しています。
”良いカカオ豆が使用されて心の込もったものこそが素晴らしく美味しいチョコレートだと思います。是非、私達のビーントゥーバーチョコレートを食べて本物のチョコレートの世界への冒険を始めてみてはいかがですか?”