それはイタリアと日本という2つの都市、もしくは2つの国のちょっとした物語です。ロッシ社と
UNIQLOは協力して努力を重ねながらデザインを進めてきました。そして、まもなくUNIQLOのニューヨークの世界的なフラッグシップストアのウィンドウにロッシ社のラベルデザインが飾られます。
ファーストリテイリングは日本で最大級のプライベートレーベルのアパレル専門小売店の企業であり、フラッグシップブランドであるUNIQLOを先頭に巨大な企業へと成長を遂げています。
2020年までに売上を5兆ドルまでに増やし、世界最大のアパレル企業になるという野心的な目標を掲げています。
1949年3月以来、日本を拠点とした小郡商事は山口県宇部市に”Men’s Shop OS”というメンズ用の衣料店を運営していました。
1984年の5月に父親を継いだ柳井正さんは広島県中区に”Unique Clothing Warehouse(ユニークな衣類倉庫)”という名前でユニセックスのカジュアルウェアのお店をオープンしました。
UNIQLOという名前が”Unique Clothing”の省略として生まれたのがこの時でした。1991年9月、会社の名前が小郡商事からファーストリテイリングに変わり、1994年までには日本全国で100店舗以上ものUNIQLOが運営されるようになりました。
今日に至るまでに、日本国内で853店舗、海外では台湾、中国、韓国など16カ国で633店舗の展開をしています。現在、アメリカでは39店舗、(2020年までには200店舗を持つことを目標に掲げて)、イギリスでは10店舗、カナダでは2店舗あります。
彼らはH&M、Zara、The Gapを上回る世界最大のアパレル小売店になることを計画しています。
この会社は衣類の基礎だけでなく、現代を行き交うアートやデザインの基礎をも提供しています。
キノビというのは昨日と美しさの融合を意味します。衣類というのはきちんとした合理的な方法で提示されたものであり、それらは芸術的なパターンとリズムを生み出します。
マスアピールはユニクロのブランドに浸透し、そのタグラインである”Made for All”というフレーズが強調されています。このブランドは色褪せたジーンズとイタリアの2.500ドルのスポーツコートの2つを引き立たせて作り出すことによって、低価格の衣服とファッション性の高さをデザインすることを目指しています。
”ユニクロの服は全ての人のために作られているので、あなたがどこに住んでいても自分の価値観に合った洋服のスタイルの要素が完成します。この服のユニークなコンセプトはファッショントレンドを追求することだけを目的としているアパレル企業とは別物です。” と柳井正さんは言います。
考えているアイデアはユニクロの服が他のデザイナーさんが手掛けた服とも組み合わせられるシンプルなスタイルを維持することです。彼は単に他人のデザインを真似するだけでなく、ファッショントレンドを追求したいと考えています。
この会社はコーディネートに何かプラスするものを探しているたくさんのファッショニスタに愛されています。そして、それはユニクロが提供するものです。例えば、競合他社のコットンTシャツが一般的な商品であるのとは違って、ユニクロのものは保温性を生み出すヒートテックや夏の間 涼しさを保ってくれるエアリズム(キュプラと呼ばれるユニクロの優れた繊維をつかっています))、更にウルトラライトダウンなどファブリック技術を設計するのに熱心に投資しています。
その衣服はナイキやルルレモンのような技術に精通した商人の製品によく似ています。
ユニクロは婦人用と紳士用両方の衣服と芸術的な店舗のコンセプトの双方において、多くのデザイナーとコラボしています。Tシャツだけに関して言うと、若干近未来的な店である独自のコンセプトストアのUTがあります。このプロジェクトは有名なアーティストやデザイナー、フォトグラファーやミュージシャンなどがデザインした限定コレクションのTシャツが用意されています。Pharrell Williamsは2014年4月にユニクロのコレクションをリリースしました。
そしてついに、ロッシ社はユニクロのファッションTシャツのデザインを手がけました。私達は彼らにこのトレードマークのデザインを選択して頂いたことを非常に光栄に思い、興奮しています。
最近、ユニクロが声明を出しました。”1931年に設立された豪華な老舗ブランドであるロッシ社が初めてUTのラインナップに加わりました!フィレンツェスタイルでは、クラシックな花模様でさえトレンディで楽しいものです。可愛いカジュアルなUTはちょうどヨーロッパへの小さな旅に出たような気分になります。”
ロッシ社のUTのデザインに加えて、2015年の春夏コレクションに向けて私達のプライベートラベルデザインが選ばれました。これらのデザインはドレス、Tシャツドレス、ノースリーブタンクトップドレスにも取り上げられます。
ロッシアーカイブの一部であるロッシ社のデザインは、何千もの伝統的でヴィンテージで現代的なオブジェクトとテーマで構成されています。アパレル、ハンドバッグ、革小物、家庭用品、ガーデン用品、インテリアデザインなど様々な商品カテゴリーに適用します。
ロッシ社のデザインオフィスは長年の経験と紙の上とそれを超えるプライベートラベル製品の開発を必要とするノウハウを持っています。たくさんの大手企業は既にプロジェクトを委託しています。ユニクロもその1つだということをとても嬉しく思います。
ユニクロのクリエイティブディレクターはデザイナーと協力しています。毎年、新しいデザイナーの厳選されたグループがユニクロの”デザイナーインビテーションプロジェクト”でハイストリートスポットライトに放出されます。そこでは8つの異なる有望な名のカプセルコレクションを見ることができます。ジャケット、パンツ、カーディガン、ショートスリーブセーター、コート、ノースリーブドレス、タンクトップ、スカートなどのデザイナーの作品は一般的に19.90ドルから39.90ドルします。
お客様の意見や需要はユニクロ商品が発展していく中で、極めて重要な役割を果たします。ユニクロのカスタマーセンターは毎年、約7万ものコメントを受けています。
”衣服は世界を変えることができるだろうか?ユニクロは出来ると信じるだけではありません。もう既にしいます。”
Uniqloの詳細については、www.uniqlo.comをご覧ください。