デザインの引きだし×ロッシ社

話は去年の半ばまで遡ること、2019年6月初旬。
4ヶ月ぶりに「デザインの引きだし」第37号が発売されました。
37号は「活版・凸版印刷(鉛の活字を使用したのが活版印刷。一方、樹脂板や金属板を使用したのが凸版印刷)でモノ感あふれる紙ものづくり特集」。
本誌に入ったてんこもりの付録は、なんと厚さ5cm超。

凸版印刷が表紙になったノートや多色刷りコースター、コットン紙に刷ったコースター風メッセージカードなど・・・紙・印刷好きにはたまらない作品が盛りだくさん!

デザインの引きだしは紙や印刷についての情報雑誌。

毎号1万2000部も刷られ、アマゾンでは総合ランキングで1位を獲得したこともあるほどの人気ぶり。
ほぼ日刊イトイ新聞が開催するお買い物を中心としたイベント「生活のたのしみ展」では、「特殊印刷サンプルBOOK」の余剰分を売ってあっという間に完売したんだとか。

デザインの引きだしの特徴の1つは表紙へのこだわり。
37号は活版・凸版印刷特集に合わせて、表紙が凸版印刷で刷られていました。
これを発行部数である1万4000部も刷ったなんて、考えられませんよね・・・

今までにも、1ヶ月もかけて刺繍したものや緩衝材などに使われるパルプモードという材料を使用して立体的な表紙を作ってきたそう。

ページをめくると、見とれてしまうほどの美しく繊細な作品がズラリ。

超絶の細かさかつ多色で凸版印刷された「ヒグチユウコ展 CIRCUS」の神戸巡業のフライヤーやインクローラーを使って何色ものグラデーションになった美しい印刷サンプル、さらに半年かけて実験してきたオリジナルアートドリープまで・・・

見ていると、自分でもオリジナルの活版・凸版印刷の作品を作りたい欲がフツフツと湧き上がってきます。

デザインの引きだしでは、自分で1からオリジナルの活版・凸版印刷した紙を作りたいという方に注文の仕方なども細かく説明されてあります。
こちらも実物サンプル付きで、特集最後には国内で活版・凸版印刷を頼める会社リストも載っているので最後まで楽しんで読めます。

さらに、本誌には海外の商品を紹介しているコーナーもあり、そこにはロッシ社製品が。
デコラティブペーパー、カード、ノート、レタータグ・・・

そう、私たちは古くから活版印刷を用いた伝統的なフィレンツェのステイショナリーの製造に励んでいます。
津田さんはもともとロッシ社のファンだったようで海外出張で見かける度、私たちの製品を購入してくれていたそう。

これを聞いて私たちは大喜びでした。まさか、はるか遠い日本の雑誌に私たちの誇りである活版印刷の製品が紹介されるなんて。

デザインの引きだし様に大変感謝しております。

紙&印刷ホリックの津田さんは気になったものはとことん調べて集めないと気が済まない性格なのだそう。
デザインの引きだしを読めばその熱い想いが分かります。

グラフィック社が出版する「デザインの引きだし」についてもっと詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。
http://www.graphicsha.co.jp/list.html?cat=4&child_cat=22

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