15年前、もし誰かがジェーン・ミンズに『君は将来、2メートル程のサイをラッピングして、ビートルズやクイーンなどの有名アーティストにプレゼントを送る運命にあるんですよ。』と伝えていたら、彼女は『この人は何を言っているの?』と変人扱いされていたでしょう。ジェーンは、自身のラッピング会社を小さな小さなスタートアップの時代から世界的大企業になるまで見てきました。今やクライアント様はラルフローレンやバナナリパブリック、ハロッズなど誰もが知っているようなブランドばかり。本人の名前は言えないものの、個人的に有名セレブリティとも取引しているそう。
1995年、このビジネスのスタート地点はなんと、キッチンテーブルの上。予算も少なくクリエイティビティをフル回転して多くのアイデアを形にしてきました。最初は、グリーティングカードやウエディングカード作りだけをやっていました。それは今や大人気商品となっています。英国女王からも依頼を受けたジェーンのカードは、バッキンガム宮殿にも飾られています。さらに、有名チェーン店のブリティッシュデパートメントストアの固定サプライヤーでもあります。90年代後半には、自分が本当に情熱を注げたいのはギフトラッピングであると気づきました。そして、それを本業にするためにトレーニングを受けた後、ラッピングのコースを始めました。
『私は色を組み合わせて仕上げるラッピングが大好きです。最後のひと手間で大きな違いが生まれ、ショーウィンドウやディナーの場で一際映えた仕上がりになるのです。小さい頃から、綺麗にラッピングされたプレゼントを最後までそのまま残して置くような子でした。』
いつしか趣味は本業となり、世界中からわざわざ彼女のワークショップを受けにイギリスまでやってくる方々もいるほど。”ギフトラップグル”として知られるラッピングサービスは大手ブランドにもトレーニングを行っています。ハロッズやマークスアンドスペンサー、アメリカンエクスプレス、バナナリパブリック、シャネル、ディオール、ラルフローレンが実例にありますが、名前を全て挙げたらキリがありません!
90年代半ば、ラッピング市場に目を向けたのにはきっかけがありました。それは、オーストラリアへスキー旅行に行った時のことです。そこで目にするラッピング材料や方法はとても可愛く、こだわられていました。それと比べてイギリスは全くだったのです。
それ以来、ジェーンは自分が今まで習ったことやアイデアをシェアできる場を作りたいと思うようになりました。
彼女の友達は、”カントリー・リビング・クリスマス・フェア”に出展するように勧めました。
『カントリー・リビング・クリスマス・フェアに出展したことは私のプロフェッショナルとしての人生において重要な決め手になりました。人混みに囲まれて少しパニックにも陥り、底無しの海に放り投げられた気分でしたが、そこから顧客が増えたのも事実です。だから、今では最高のチャンスの機会だったと言えます。』
今では80%の仕事が委託で、20%が個人での活動です。世界中から、さらに超裕福層にもクライアントを持ちます。
仕事やイベントでイギリス各地を飛び回っているジェーンのワークショップは、リンカン、オックスフォード、ロンドン、マンチェスターのスタジオやブティックやホテルなどで開催されています。
かつて、1番巨大なラッピングは木馬でした。
『300人の前で披露するラッピングは少し悪夢のようでもありました。』
ジェーンのラッピングクラスは10人ほどの女性グループからオファーを受け付けています。
最近はセレブのような生活を送っている彼女は、クラブやギャラリー、チャリティイベントやエキシビジョンなどのイベントに引っ張りだこで、有名雑誌からも何度も取り上げられています、
コベント・ガーデンにあるオーダーメイドのラッピングショップではユニークなギフト用品を販売中。それは、タイムス誌の人気ランキングにも掲載されるほどです。
BBcラジオやテレビに出演するのも日常で、大手企業と組んでコマーシャルでも活躍しています!
そしてなんと、”クリエイトandクラフトTV”という自身が手がけるテレビショーまでローンチされたのです!
紙に溢れたラッピング産業の中でも、ジェーンはロッシ社の美しい紙を特に気に入り、愛用しています。』
ジェーンのアシスタントであるキャロラインはそう教えてくれました。
“マーブル模様とクジャクの羽をデザインにした紙には特に心を奪われたそう。紙が高質であることがお気に入りポイントだそう。ロッシ社ではワイドなペーパーセレクションを取り揃えております!トップエンドな業界にもかかわらずどれも人気商品で、紙製品に少し贅沢する人が多いのは、そのクオリティの高さにあります
『ジェーンが出発した本にはロッシ社の紙を使った美しい写真が収められています。』
“Giftwrappwed”というタイトルの本。少しでも気になった方は写是非手に取って見てください! www.janemeans.com
イタリアで結婚したジェーンにとって、イタリアは特別な地であるそう。
現地で工場を訪ね、チームメンバーと会い、良いビジネス関係を築けたことが最高でした。
数年前からジェーンはオリジナルリボンのデザインも始めました。ラッピングだけだとあまりに時期的に偏った仕事になってしまっていたさらです。
デザインされたリボンはウェブサイトや人気のフェアで売られています。
他に、 リバティ社などのインデペンデントショップに卸売りもしています。
常にトレンドを追い、新しいリボンをデザインし続けています。ウェブサイトを見ると、コレクションがどんどん拡大されていっています。
基本的にリボンの製造は海外で行われおります。デザインのインスピレーションとなるのが、ジェーンは大好きな旅や旅行中。そこでの生活を通してリボンデザインのアイデアを思いつくこともよくあるそう!
彼女が共に働くチームには、 リボンブロガーといってジェーンのリボンを使ったDIYのチュートリアルやクラフトアイデアをブログ上でシェアしてくれるスタッフもいます。
2015年には20周年記念を迎え、多くの方々が祝福しました。本の出版、ビジネスアワード受賞、自身のテレビ番組ローンチなど、大きな変化がありました。
実は、東南アジアでのギフトラッピングコースもスタートし、シンガポールでのクラスでは、なんとシンガポール独立記念日の50周年を同時に迎えました!
現在、ジェーンと旦那のデイビッドはロンドンとシンガポールに住んでいます。
ジェーンの素晴らしいブログはこちらのリンクから飛べます。 http://janemeansblog.com
ギフトラップアイデアも是非参考にしてみて下さい。 http://www.janemeans.com
そして、世界中から愛されているジェーンのリボンや紙などは以下からお買い求めいただけます。
どれも才能が詰まった商品ばかり!www.janemeans.co.uk