ザ・アート・オブ・ジャーナル

「私は1度も日記を持たずして旅したことがありません。誰しも旅路には、素晴らしい日記帳を持っておくべきでしょう。」

これは、オスカー・ワイルドの有名な作品“真面目が肝心”に出てくる言葉です。
さて、私たちの頭の中にはいざペンを手に取り、書き出してこそ、ようやく気付く考えがたくさんあるでしょう。

でも、「なぜ、日記を付ける必要があるの?」と疑問に思う方がいるかもしれません。

それは、あなたの後に生きる人々がきっとそれを読んで感じることがあるからです。

今はその事が信じられないかもしれません。あなたにとって自分自身はごく普通の生活を送っていて、誰かにとって興味のあるようなものとは思えないかもしれませんが、考えてみてください。
1800年代、あなたの遠い祖父が綴った生活や祖母が初めて洗濯機を購入した時のことが書かれている日記があれば、とても興味がありませんか?過去の生活の日々をのぞき見することは楽しいです。そして、またあなたの孫やさらにその孫があなたの日記を読んで、iPhoneや電子レンジなどの“古代の電子機器”がある生活にワクワクするのです。
9.11のテロが起きた時のあなたの考えや、初めてハイブリッドカーを運転したときの経験、コロナによる自粛期間の生活について書いてみましょう。どんなことでも良いでしょう。日記なんて書かなくても、この先ずっと今の考えや気持ちを忘れないと思うのは今だけです。80歳までに、人間は物事のぼんやりとした枠組みしか覚えていないと言われています。だからこそ、あなたの日記はあなたの未来の家族にとって遺産となるでしょう。

日記がいかに素敵なものか少し分かっていただけたかと思います。
あなたが何かを決断する時、どの様にそてその決断に至ったのか、その葛藤も細かく文字に残しておくと良いでしょう。あなた自身がいつかジレンマに陥った時、日記を読み返すときっとあなたの心を救ってくれます。

日記はあなたが落ち込んでいる時、負のループから抜け出すのにぴったりなツールです。日記を読み返すと、あなたがとても幸せだった日々に出会うことができます。過去の日々を実感することで、人生の軌道修正に何が必要かよく見えてきたりもします。それだけでなく、あなたが20代の時に何をしていたのかを改めて知ることもできます。

そうすると、最終的には感情や不満について書くだけで、人生や頭の中で実際に今起こっていることが明確になり、問題を解決しやすくなるのです。

日記は永遠に生き続けるものです。
今まで何十億人もの人々が自分の生きた証を残さないままこの世から去って行ったことか・・・
あなたがここに生きたことを次世代に証明するのに日記はとても役に立ちます。もしかすると、世界中がいつかあなたの考えに興味を持つ日が来るかもしれません。

それは強力な力を持っています。哲学者で心理学者でもあるウィリアム・ジェームズはかつて、「心を変えることができれば人生を変えることができる」と言いました。

あなたの日常生活の浮き沈みについて書くことは、自分自身の経験に対して様々な視点を持たせてくれ、その中で教訓を見つけることができます。日記はいつの時代であっても自分自身であることを思い出させてくれるツールです。

この様に、日記は自分の人生を生きた証を残すためであったり、買い物リストであったり、カタルシスであったり、様々な目的に使うことができるので、このデジタル世界においても未だ大人気商品となっています。事実、毎年500万冊以上もの日記帳が世界各地で製造されています。

ここに、ウォルター・スコット卿が残したこんな言葉があります。
「私は日記をちゃんと付けなかったことに後悔しています。自分が興味のあったことも忘れてしまい、後の家族や他の人々が関心を持つ情報を奪ってしまった。」

ロッシ社では、誰もがお気に入りの1冊が見つけられるように、様々な日記帳をご用意しております。
みなさん、是非あなたの人生を日記に残してみてはいかがでしょうか?

https://rossi1931.com

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